『ユースワークとしての若者支援 場をつくる・場を描く』(大月書店)を刊行します

2023年2月10日

本サイトを運営する「若者支援とユースワーク研究会」が、『ユースワークとしての若者支援~場をつくる・場を描く』(大月書店)を刊行します。
『ユースワークとしての若者支援 場をつくる・場を描く』(大月書店)

 本書で伝えたかったのは、若者支援の実践に「ユースワーク(Youth Work)」の視点をもつ意義、なかでも「場をつくる」実践の価値です。
ひとが大人になっていく過程では、子ども・若者の誰もが、安心して過ごし、やってみたいことに取り組めて、多様な人と交われる’場’が必要です。そしてそのためには、子ども・若者と一緒に‘場’をつくっていく実践者が、安心して良い仕事に取り組める環境も不可欠です。
 本書のハイライトは、若者が育つ現場の「ストーリー」。実践者が自分の仕事をふりかえり、あるいは若者の声を聴き、「これが場をつくる若者支援だ」と思える経験を語りあい(Storytelling)、描き(Documentation)、読み合い、推敲を重ねて作成しました。
 「場をつくる」実践の価値を広く理解してもらうには、現場の「ストーリー」がたくさん必要です。子ども・若者支援に関心をもち、関わっている方々には、ぜひ本書をお手にとっていただき、「ストーリー」を語り、描く場にも、ご一緒いただけたらと願っています。

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