12月10日(日)「ユースワークのストーリーから探る、子ども/若者の育ちの場づくり」連続企画を始めます

2023年11月12日

【連続企画】ユースワークのストーリーから探る、子ども/若者の育ちの場づくり

私たちは、『ユースワークとしての若者支援』(大月書店)を今年2月に刊行し、その後、横井敏郎編『子ども・若者の居場所と貧困支援』(学事出版、今年3月刊行)の執筆者と合同で、「2冊の本が問う子ども・若者支援~居場所づくり/学習支援/ユースワーク」と題したオンライン企画を、今年5月に開催しました。

この場には多くの参加をいただき、こうした学びの場の継続を望む声も多くいただきました。その背景には、近年、フリースペース、学習支援、子ども食堂、児童養護・アフターケアなど、‘子どもや若者が育つ場づくり’が多様に広がる中、多くの実践者が、自分たちが共有すべき価値、倫理、専門性が必ずしも明確でなく、個人技になりがちな不安や不確かさをもっている状況もあるように受けとめました。これはまさに私たちが、若者支援実践において共有すべき価値、倫理、専門性を、ユースワークの知見を媒介して考えてきた背景とも重なります。また、自らの実践がユースワークであるかないかに関わらず、ユースワークの知見が、自分たちの現場・実践を考えるヒントになると考えられた参加者が多かったこともありがたく受けとめました。

そこで今回、5月の企画の‘続編’として、ユースワーク・若者支援実践はもとより、より広く、子ども・若者の育ちの場づくりの多様な現場関係者にも向けて、私たちが取り組んできたユースワークのストーリーを読み合いながら、実践に埋め込まれた価値、倫理、専門性を探りあう学びの場を、連続開催します。ぜひご参加ください。

【内容】
『ユースワークとしての若者支援』掲載の実践ストーリー(各回2本)を読み合い、尋ね合いながら、実践に内在するユースワーク・若者支援・子ども若者の育ちの場づくりの価値・倫理・専門性を見つけていく
<今回取り上げるストーリー>
*「あなたのせいではない」と伝えたい(中塚史行)
*「思いを形にする~「りあらいず」の挑戦」(大口智)
可能な方は、事前にストーリーを読んでみてください
【日時・回数】
第1回: 12月10日(日曜日)18時~19時半
2~3ヶ月に1回程度、全4回程度開催予定
【開催方式・参加費】
オンライン開催 参加費無料
【参加申込・参加方法】
以下のフォームに12月5日(火)までに申込下さい
申込下さった方々に、前日までに、会のオンラインURLをお送りします
参加申込フォームURL https://forms.gle/sJPYwVv9mUVdU2819

主催:若者支援とユースワーク研究会(代表:平塚眞樹 法政大学教授)

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